無線従事者を必要としている施設や選任までの流れを徹底解説!

無線従事者とは?
必要としている施設や
選任までの流れを徹底解説!

無線従事者とは、無線設備を技術的に操作ができる資格のことです。総合・陸上・海上・航空・アマチュアの資格区分があり、無線局を開設した場合は、無線従事者の選任が必要になります。無線従事者にはたくさんの資格区分がありますので、どの基地局にどの資格区分の無線従事者を選任してよいか、今ひとつ分からないという方もいるでしょう。

そこで今回は、無線従事者の選任義務があるところや、無線従事者の資格取得方法を解説します

この記事を読めば、無線従事者がどのような資格かということもよく分かるでしょう。無線従事者の資格取得を目指している方も、ぜひ読んでみてくださいね。

01. 01. 無線従事者の
基礎知識

はじめに、無線従事者の種類やどのような職務を行うことができるのか、ということを解説します。どのような場所で必要とされているのでしょうか?

無線通信と無線従事者

無線通信とは、電波に音や映像・音声などを乗せて通信を行うことです。電話はもちろんのこと、テレビやラジオも無線通信の一種になります。また、電波の強さを調節すれば地球上だけでなく宇宙からとも交信可能です。現在、日本では電波法という法律で無線通信に使う電波の周波数や、無線通信を行うことができる施設(無線局)などの開局条件が定められており、勝手に無線通信を行うことはできません。

無線従事者とは、電波法に沿って無線設備を利用して無線通信を行うことのできる電波のスペシャリストです。無線機器を設置して無線通信を行う設備は、一部の例外を除いて無線従事者の選任が必要になります。

無線従事者の種類

無線従事者には、23の資格区分があります。大まかな資格区分としては、総合・陸上・海・航空・アマチュアの4区分があり、さらに以下のような資格区分となっているのです。

  • 総合無線通信士(1~3級)
  • 陸上無線従事者(陸上無線技術士1.2級・陸上特殊無線技士1~3級・国内電信級陸上特殊無線技士)
  • 海上無線従事者(海上無線通信士1~4級・海上特殊無線技士1~3級・レーダー級海上特殊無線技士)
  • 航空無線従事者(航空無線通信士・航空特殊無線技士)
  • アマチュア無線技士(1~4級)

このうち、総合無線通信士は、陸・海・航空すべての無線設備を技術的に操作することができます。
陸上・海・航空の無線従事者は、陸上にある無線局同士・船舶・航空機で無線通信を行うことが可能です。なお、陸上にあっても船舶や航空機と無線通信を行う無線局は、海上無線従事者や航空無線従事者・総合無線通信士の資格がないと無線機器の操作はできません。

無線従事者は、級によって扱える無線機器の周波数や空中線電力の強さが異なります。上位資格ほど遠方まで通信ができる機器を扱えるため、仕事の幅も広がるでしょう。

アマチュア無線技士について

アマチュア無線技士とは、個人の趣味で無線機器を使って無線通信を行うことのできる資格です。この資格を取得していても、アマチュア無線以外の無線局で無線機器を操作することはできません。しかし、総合無線通信士などの資格を取得していれば、アマチュア無線局を運用し、無線機器の操作を行うことができます。
アマチュア無線技士の資格を取得したことがきっかけで、無線の魅力に目覚めたという方も珍しくありません。

無線従事者の職務

無線従事者は、前述のとおり無線機器を操作して無線通信を行うほか、無線機器の点検や整備・無線操作の監督業務などを行います。なお、無線従事者が主任無線従事者の資格を取得していれば、監督下で無資格者が限られた無線操作を行うことが可能です。ただし、モールス信号などは無線従事者しか発信することはできません。なお、無線通信は発信する際に無線従事者の資格が必要であり、無線通信を受信するだけならば資格は不要です。

資格取得の方法

無線従事者の資格を取得するには、日本無線協会が主催する試験を受けて合格するか、養成課程を修了する必要があります。ただし、資格区分の中には資格試験を受けなければ取得ができないものもあるので、注意しましょう。無線従事者には23もの資格区分があるため、養成課程も資格試験も1年を通して行われています。自分が取得したい無線従事者の資格試験や養成課程がいつ行われるのか、ホームページをしっかりとチェックしておきましょう。

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