危険物乙4を独学で取得する方法を伝授! 効率よく学習するコツは?

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危険物乙4を独学で取得する方法をお探しではありませんか。「仕事で忙しく、講習に通う時間がない」「独学でも効率よく学習して合格を目指したい」といった場合は、きちんと計画立てて準備する必要があります。まずは、危険物乙4の試験について知り、対策していきましょう。

今回は、危険物乙4を独学で取得する方法について詳しく解説します。

  1. 危険物乙4の資格について
  2. 危険物乙4は独学で取得しやすい?
  3. 危険物乙4の試験について
  4. 危険物乙4を独学で取得するための勉強方法
  5. 危険物乙4の独学に関するよくある質問

この記事を読むことで、危険物乙4を独学で取得するコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.危険物乙4の資格について

最初に、危険物乙4とはどんな資格なのか見ていきましょう。

1-1.危険物乙4は乙種第4類危険物取扱者のこと

危険物乙4とは、乙種第4類危険物取扱者の略称です。危険物取扱者には、甲種・乙種・丙種の3区分があります。危険物取扱者の中でも、乙種第4類は需要・人気共に高く、毎回多くの人が受験することでも有名です。なお、危険物乙4を取得すると、引火性液体(ガソリン・灯油・軽油・エタノールなど)の取り扱いおよび立ち会いができます。

1-2.ガソリンスタンドなどで生かせる

危険物乙4の資格を生かせる職場には、以下のようなところがあります。

  • ガソリンスタンド
  • 石油メーカー
  • 化学メーカー
  • ビル管理会社

また、大型自動車免許も取得していれば、タンクローリーの運転手として活躍することも可能です。

1-3.就職や転職に有利など多くのメリットがある

危険物乙4を取得すると、以下のようなメリットがあります。

  • 求人が豊富で就職・転職活動に有利
  • キャリアアップになる
  • 専門性の高い仕事に就ける
  • 資格手当が支給されることがある

2.危険物乙4は独学で取得しやすい?

危険物乙4は、独学でも比較的取りやすい資格です。主な理由を詳しく解説します。

2-1.受験資格がなく誰でも受験可能

危険物乙4には、受験資格がありません。したがって、国籍・性別・学歴・実務経験を問わず誰でも受験できます。学生のうちに取得して、就職活動に備えることも可能です。実務経験を問わないので、他分野で働いている人にとっても受験しやすいのも魅力でしょう。

2-2.理系が得意な人が有利

試験科目は、物理や化学などの理系分野が主になるため、理系学科で学んできた人や得意な人が有利と言えます。しかし、過去問などで出題傾向をつかみ、出題頻度の高い問題から攻略していけば、理系が苦手であっても合格は可能です。なお、試験科目には法令もありますが、理系・文系に関係なくコツコツと取り組めば問題ありません。

2-3.高校卒業程度の学力が目安

危険物乙4には、受験の際に学歴を問われません。しかし、上位資格となる甲種では、受験資格のひとつに「大学・短期大学・高等専門学校で化学に関する学科や課程を修了し、卒業した者、もしくは相当する学力を有する者」とあります。したがって、危険物乙4を受験するために必要な学力の目安としては、高校卒業程度と考えていいでしょう。もちろん、あくまでも目安であるため、実際に高校を卒業していなくても問題ありません。

2-4.試験回数が多い

試験回数が多いのも、危険物乙4の魅力であり、チャレンジしやすい理由と言えます。多くの国家試験は、1年に1~2回とチャンスが少ないものです。しかし、危険物乙4は、万が一今回の試験が不合格となっても、すぐに次回を受けることができます。学習内容を忘れないうちに受験できれば、合格できる可能性も高いでしょう。

2-5.直近の合格率は38.5%で中程度の難易度

平成30年度の危険物乙4の合格率は、38.5%でした。10人受験して4人弱の合格率なので、試験の難易度は中程度と言えるでしょう。受験資格がなく受験者数が多いため、受験者のレベルが幅広いことなどが、ほかの乙種合格率より低い理由です。しかし、合格基準は各科目とも60%以上の正解率であり、決して満点を取る必要はありません。したがって、しっかり準備をすれば十分合格できると言えます。

3.危険物乙4の試験について

危険物乙4の試験について詳しく解説します。

3-1.全国47都道府県で2~3か月に1回以上実施

危険物乙4の試験は、全国47都道府県で2~3か月に1回行われます。首都圏では、1か月に数回行われることもあるのでチェックしてみましょう。より詳しい日程については、一般財団法人消防試験研究センターの試験日程ページを参考にしてください。なお、居住地の試験場以外でも受験可能なので、都合のいい日程・場所で実施する試験に申し込むことも可能です。

3-2.申し込み方法は書面申請と電子申請の2つ

試験の申し込みは、書面申請と電子申請の2種類があります。受験費用は、書面申請・電子申請共に4,500円です。書面申請をする場合は、以下の必要書類をそろえ、一般財団法人消防試験研究センター本部もしくは各道府県支部に申請してください。

  • 受験願書
  • 郵便振替払込受付証明書(受験願書添付用)
  • 科目免除での受験を希望する人は規定の証明書類

電子申請を希望する場合は、一般財団法人消防試験研究センターのホームページから申し込んでください。

3-3.3科目を120分で受験

危険物乙4の試験科目は、以下のとおりです。試験は5肢択一のマークシート方式で、試験時間は120分で行われます。

  • 危険物に関する法令:15問
  • 基礎的な物理学および基礎的な化学:10問
  • 危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法:10問

3-4.実戦形式に慣れておくことが大切

確実に合格するためには、実戦形式に慣れておくことも必要です。まずは、過去問を繰り返し解き、出題形式や時間配分をつかんでおきましょう。試験前日は、会場までの道のりを確認し、準備を整えてから早めに就寝してください。前日に詰め込むよりも、しっかり睡眠を取って万全の体調で臨むことが大切です。余裕を持って出発し、会場に着いてひと息つけるようにすると、試験で実力を発揮できるでしょう。

4.危険物乙4を独学で取得するための勉強方法

危険物乙4を独学で取得するための方法やコツを詳しく解説します。

4-1.2か月程度の準備期間が望ましい

危険物乙4を独学で取得するには、2か月程度の準備期間を見ておくことをおすすめします。2か月あれば、忙しい人でも勉強時間を確保しやすく、余裕を持って学習計画を立てられるからです。最初の1か月は基礎事項の暗記を中心にし、後半は過去問を中心に問題を数多く繰り返し解くといいでしょう。試験日の一週間前からは、頻出問題を重視して総まとめに取り組んでください。

4-2.試験科目ごとに適した対策をしよう

危険物乙4の受験科目の勉強法については、以下を参考にしてください。

4-2-1.危険物に関する法令

危険物に関する法令は、過去問の暗記を第一に進めましょう。特に、頻出問題を繰り返し解き得点源につなげることが大切です。

4-2-2.基礎的な物理および基礎的な化学

問題ごとの難易度の差が激しいため、苦手意識がある人は基礎的な問題を確実に押さえておきましょう。計算問題や複合問題が出ても慌てずに解けるよう、出題形式に慣れておくことも必要です。

4-2-3.危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法

引火性液体の特徴をきちんと理解し、暗記できるようにしましょう。特に、引火点・火災予防の方法・消化の方法は完全に覚えておいてください。

4-3.危険物乙4の独学におすすめのテキストを紹介

危険物乙4の独学には、評判のいいテキストを利用するといいでしょう。たとえば、以下のようなものがおすすめです。

4-3-1.「10日で受かる!乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)」

2017年9月に発売された「10日で受かる!乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)」は、合格するために効率よく学習できると多くの人から評判の参考書です。また、過去問が130問掲載されており、出題傾向をつかむためにも役立ちます。

4-3-2.「乙種4類危険物取扱者試験 平成30年版」

2018年2月に発売された「乙種4類危険物取扱者試験 平成30年版」は、平成24~29年に出題された内容を多数掲載し、丁寧な解説で分かりやすいと評判です。繰り返し類題を解くことで、実力を無理なく身につけることができます。

4-3-3.「ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン第4版」

2018年8月に発売された「ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン第4版」は、マンガやイラストを多く採用し、初めて学習する人にも評判です。基本テキスト・問題集・一問一答集の構成で、試験当日まで手厚くサポートします。

5.危険物乙4の独学に関するよくある質問

最後に、危険物乙4の独学に関する質問に回答します。それぞれ目をとおしておいてください。

Q.多忙でまとまった勉強時間を確保できないのですが?
A.すき間時間を活用するといいでしょう。たとえば、朝起きてすぐ・通勤時間・帰宅後など、5~10分程度の時間を使うことで、1日20~30分程度の学習ができます。忙しい日は暗記ものを中心にこなし、休日に練習問題を解くなどするといいでしょう。

Q.独学で危険物乙4を取得しても資格手当をもらえる?
A.独学で取得すること自体は問題ありません。しかし、勤務先に資格手当の制度があるかどうか、制度がある場合、視覚手当の申請の方法などを確認する必要があります。

Q.独学中に挫折しそうになったらどうする?
A.いったん学習から離れて、気分転換をしましょう。その後、無理な計画を立てていないか・自分に合わない教材を使っていないかなど、何が原因で挫折したのかを考えて対策してください。

Q.独学で危険物乙4を取得しても実務未経験では不利なのでは?
A.確かに、実務未経験者と経験者では、転職の際に経験者が有利になるでしょう。しかし、実務未経験でもやる気と将来性を見込んで積極的に採用している企業がたくさんあります。まずは、面接で資格を生かして働きたいことをうまくアピールできるようにしておきましょう。

Q.危険物乙4以外の種類も取得したほうがいい?
A.必要に応じて取得するといいでしょう。なお、危険物乙4の免状を取得済みの場合は、そのほかの乙種を受ける場合、申請によって「危険物に関する法令」と「物理学および化学」の科目を免除されます。

まとめ

今回は、危険物乙4の独学について詳しく解説しました。危険物乙4は、就職や転職に有利になることから、取得を目指す人が多い資格のひとつです。独学でも十分に合格を目指すことができますが、きちんと計画を立て、効率よく学習する必要があります。まずは、試験の内容を把握し、試験当日までの学習スケジュールを立てましょう。独学で合格するためには、自分に合ったテキストや、過去問の活用がおすすめです。忙しくても、すき間時間を活用して学習を続けてみてください。

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