ポンプの資格取得を考えている方へ!

ポンプの資格取得を
考えている方へ!
方法やポイントを詳しく解説!

消防ポンプは、消火剤や水などを勢いよく噴射することができます。火災発生時に速やかに消化活動を行うためには、消防ポンプの知識が必要です。慌てることなく適切に扱うことができれば、被害を最小限に食い止めることができます。しかし、消防ポンプを安全に取り扱うためには、資格が必要です。今回は、ポンプの資格取得を考えている方のために、取得方法やポイントを詳しく解説します。

この記事を読むことで、ポンプに関する資格について詳しくなり、資格取得に向けて適切な準備を進めることができます。まずは、記事をじっくり読んでみてください。

01. ポンプに関する資格について

最初に、ポンプに関する資格の基本を学びましょう。

1-1.消防におけるポンプについて

消防ポンプは、被害を最低限に抑えるために重要な役割を持っています。消防ポンプは、持ち運べる可搬消防ポンプを使用することが多いものです。可搬消防ポンプを取り扱うためには、点検や整備を行える専門知識を持った人材が必要になります。扱いを間違えると、沈静化まで長引くだけでなく、二次災害の発生も心配です。

1-2.ポンプの決まりごとについて

消防ポンプは、各自治体が規定する「火災予防条例」により、資格取得者だけが扱うことが可能です。従って、無資格者が整備・点検をすることは危険なだけでなく、条例違反となるので注意しましょう。ポンプは、定期的に点検・整備をし、いつ必要になっても最適な状態に維持する必要があります。特に、可搬消防ポンプは内部にエンジンが搭載されており、安全を確保するためにも。専門知識を持った人が適切に行う必要があります。

1-3.ポンプに関する資格には何がある?

ポンプに関する主な資格には、以下のようなものがあります。

  • 消防設備士
  • 可搬消防ポンプ等整備資格者

1-4.ポンプに関する資格取得のメリット

ポンプに関する資格取得には、以下のようなメリットがあります。

  • 就職や転職に有利になる
  • 社内での昇進・昇給やキャリアアップにつながる
  • 火災の消火という重要な仕事に就くことができる

02. 可搬消防ポンプ等整備資格者について

可搬消防ポンプ整備資格者について、資格概要や取得方法など詳しく解説します。

2-1.可搬消防ポンプ等整備資格者の資格概要

可搬消防ポンプ等整備資格者は、「可搬消防ポンプ等整備資格者に関する規程」に沿って可搬消防ポンプを点検・整備することができる民間資格です。可搬消防ポンプは、エンジンを搭載してあるため、安全に扱うには専門的な知識が必要になります。消火活動の際に正しく使いこなすためにも、一定の知識を学ぶことが大切です。可搬消防ポンプ等整備資格者を取得すれば、消防ポンプのプロとして活躍できることでしょう。

2-2.可搬消防ポンプ等整備資格者の資格取得方法

可搬消防ポンプ等整備資格者は、一般財団法人日本消防設備安全センターで行う規定の講習を修了することで取得できます。全日程の最後に修了考査を受けて資格取得が可能です。講習は全国の一般財団法人日本消防設備安全センターで行いますが、新規取得者向けのものは、ほぼ東京地区だけで実施となるので注意しましょう。

2-3.可搬消防ポンプ等整備資格者の受講資格

受講資格に関しては、以下を参考にしてください。

  • 甲種もしくは乙種の第1類・第2類の消防設備士で可搬消防ポンプなどの整備について1年以上の実務経験者
  • 第1種消防設備点検資格者で可搬消防ポンプなどの整備について2年以上の実務経験者
  • 第1種もしくは第2種ボイラー・タービン主任技術者で可搬消防ポンプなどの整備について1年以上の実務経験者
  • 1級・2級・3級自動車整備士技能検定合格者で可搬消防ポンプなどなどの整備について1年以上の実務経験者
  • 1級・2・3級の海技士(機関)で可搬消防ポンプなどの整備について1年以上の実務経験者
  • 第1種・第2種・第3種の自家用発電設備専門技術者で可搬消防ポンプなどの整備について1年以上の実務経験者
  • 可搬消防ポンプなどの整備について3年以上の実務経験者

2-4.可搬消防ポンプ等整備資格者の講習の受け方

受講を希望する場合は、申請書類を締め切り日までに指定の申請書提出先に郵送(消印有効)しましょう。申請に必要な書類や申請書の書き方はこちらを参考にしてください。なお、平成30年度は、東京地区だけで9月5・6日に定員60名に実施予定です。申し込みは、6月25日~7月6日となります。会場が変更になる可能性もあるため、最新の情報に関しては、こちらをこまめに確認してください。

2-5.可搬消防ポンプ等整備資格者の講習内容

講習は2日間、合計10時間で行われます。詳しい内容に関しては、以下をご覧ください。

<1日目>

  • 消防法規:1時間
  • 可搬消防ポンプなどの構造・機能(基本的事項)2時間
  • 可搬消防ポンプなどの点検要領:2時間

<2日目>

  • 可搬消防ポンプなどの構造・機能(主な故障事例):1時間
  • 可搬消防ポンなどの整備要領:4時間
  • 修了考査:1時間

2-6.可搬消防ポンプ等整備資格者に関するそのほかのこと

可搬消防ポンプ等整備資格者の講習は、消防職員または消防団員向けの特例講習もあります。特例講習は1日で5時間実施し、内容は可搬消防ポンプなどの構造・機能(主な故障事例)1時間および可搬消防ポンプなどの整備要領4時間です。より詳しい内容は、こちらを参考にしてください。

03. ポンプの資格に関するよくある質問

最後に、ポンプに関する資格に関するよくある質問に回答します。それぞれの内容を参考にし、役立ててください。

Q.可搬消防ポンプ等整備資格者の受講費用は?
A.受講料は、41,100円(消費税込み)です。また、別途合否判定結果通知郵送料として82円が必要になります。所定の払込取扱票により、郵便局かゆうちょ銀行の窓口にて払い込みしてください。なお、手数料は受講者負担となります。受講料に関して請求書や領収書は発行できないので注意しましょう。

Q.修了検定で不合格となった場合はどうすればいいですか?
A.修了考査を受けた日から1年以内1回に限り再考査を受けることができます。手数料4,110円(消費税込み)および合否判定結果通知郵送料82円が必要です。再考査の受講方法に関しては、講習修了後に送付される修了考査結果通知書に記載されているので、確認してください。

Q.修了検定合格後はどうすればいいですか?
A.一般財団法人に日本消防設備安全センターに免状交付の申請をしましょう。詳しくは、修了考査結果通知書に同封の留意事項を確認してください。なお、免状交付時の手数料などは、2,242円(消費税込み)です。

Q.講習に遅刻してしまった場合の扱いは?
A.どのような理由であっても、遅刻は認められません。また、修了検定を受けるためには全科目で遅刻・早退・欠席なしが条件です。従って、資格取得の要件を満たすことができなくなります。次年度以降、すべてのカリキュラムを再受講してください。

Q.可搬消防ポンプ等整備資格者には更新義務がありますか?
A.5年後ごとに再講習を受けましょう。平成30年度の実施スケジュールに関しては、こちらを参考にしてください。実施地区によっては受講希望者が殺到し、早めに定員に達する場合があります。受講を希望する場合は、できるだけ早く申し込みましょう。なお、再受講しなかった場合は、資格が失効するので注意してください。

04. まとめ

今回は、ポンプに関する資格について詳しく解説しました。火災は、初期消火が大切です。消防ポンプを適切に扱うことで、被害の拡大を防ぐことができます。可搬消防ポンプ等整備資格者を取得すれば、防災に役立つだけでなく就職・転職にも有利です。社内での昇給・昇進・スキルアップにもつながるので、取得して損はありません。可搬消防ポンプ等整備資格者は、一般財団法人に日本消防設備安全センターが実施する講習を受講することで取得可能です。しかし、受験資格を得るには一定の実務経験が必要となるため、まずは自分が当てはまるかどうか調べてみてください。

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